目からウロコ!【日本の歴史と身長の関係】
- 身長を伸ばすために効果的なアプローチ方法を知りたい方へ
- 身長を伸ばすための知識を増やしたい方へ
- 身長を伸ばす方法を今すぐ実践したい方へ
本記事の内容
- 食生活と身長の伸びの関係性が分かる
- 身長を伸ばす為の知識を得られる
- 身長を伸ばすための効果的なアプローチ方法が分かる
→読んだらすぐに実践できます。
最新の研究結果をもとに記事をまとめていますので、
身長を伸ばすためにより良いアプローチ方法を知りたい方や、
その親御さんなどなど必見です!
目からウロコ!【日本の歴史と身長の関係】
もくじ
-
- 1.「時代の流れ」と「食生活の変化」を知ることで身長が伸びる!?
- 2.食生活が与えてきた日本人の平均身長への影響
- 3.現代人が身長を伸ばすには・・・
- 4.生活習慣を改めるだけで身長の伸びはグンと変わる
1.「時代の流れ」と「食生活の変化」を知ることで身長が伸びる!?
今回は、
数多くある身長を伸ばす為のアプローチ方法の中から
【食生活等の重要性】について
少し角度を変えてお話をしたいと思います。
どのような角度かというと・・・
ズバリ【日本の歴史】です!!!
日本の歴史の中に
身長を伸ばす大きなヒントが隠されていたのです。
日本の時代の変化をみながら
身長を伸ばすためのアプローチ方法を実践し、
身長を伸ばしていきましょう。
2.食生活が与えてきた日本人の平均身長への影響
みなさんは、
現代人が昔の日本人よりも平均身長が伸びていることは
ご存知だと思います。
しかし、
ここ20年以上ほとんど身長はほぼ横ばいになり、
停滞しています。
参考資料:こちらをクリック
上記のグラフは
日本人青年男女の平均身長の時代変化を表しています。
これを見ると分かるように、
1870年から平均身長は伸び続け、
1980年以降、身長の伸びは停滞しています。
■1870年の日本は、明治時代です。
洋食文化が徐々に取り入れられることになります。
すき焼きのルーツとなる牛鍋や、
オムライスをはじめとしていわゆる「日本洋食」といわれるものが
人々に愛されるようになっていきました。
■その後、食生活が大きく変わるのが
【第二次世界大戦後】です。
1945年以降は米食中心の食生活から脱却し、
肉料理、油料理を多く摂る欧米型の食生活に転換して
栄養状態を改善する指導が行われました。
戦後の高度経済成長で国民の所得が増えて食生活に余裕が生まれたことにより、
米の消費は4分の1に減り野菜は2倍、魚は3倍に増え、
肉類は13倍に、牛乳、バターなど乳製品は28倍に増加しました。
米や麦、芋など糖質から摂るカロリーは全体の6割に減り、
残りの4割をタンパク質と脂肪から摂るようになりました。
明治時代の庶民はまだまだ一日2食の質素な食事だったのに対し、
国民全体の食生活にゆとりが生まれ、
エネルギー自体も多くとれるようになっていきました。
■昭和29年には、「学校給食法」により
学校で提供される《栄養バランスの取れた給食》が
子どもたちに行き届くようになりました。
子どもたちに積極的に牛乳を飲ませるようになりました。
そして、
昭和50年頃にはタンパク質、脂肪、炭水化物の摂取比率が
理想的なバランスになりました。
成人の身長は平均10センチ伸びて、
平均寿命も男性は79歳、女性は86歳になり、
世界一の長寿国になりました。
つまり、
目覚ましく増えていったことが平均身長を大きく伸ばしたということになります。
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■明治より前の日本人の平均身長はどのような推移だったかというと・・・
上記のグラフは、
日本人男性の時代別の平均身長を表しています。
これを見ると、とても意外な事実なのが
江戸時代の極端に低い平均身長です。
古墳時代に比べると、なんと8センチ以上平均身長が小さいのです。
食生活における大きな原因の一つは、
「動物性たんぱく質の不足」です。
江戸時代には基本的に肉を食べませんでした。
獣肉があまり食べられていなかった事などから
動物性たんぱく質が欠乏し、骨の成長の停滞につながりました。
反対に、
弥生~古墳時代では、獣肉に加えて米を安定して食べる事ができたため、
結果として身長が伸びたのです。
やはり、江戸時代より前でも同じように
平均身長の低さの原因として
豊富な食糧とたんぱく質の摂取量の違いが浮き上がってきます。
では、なぜ日本人の食生活が彩り、豊かである今、
現代人の平均身長は伸び悩んでしまったのでしょうか。
3.現代人が身長を伸ばすには・・・
食料が豊富でたくさん食事ができる現代人。
なぜ現代人の平均身長が停滞しているのか・・・
その理由はいくつかあげられます。
国立成育医療研究センターの堀川玲子医師は
戦後、それまで不足していた栄養、特にタンパク質の摂取量が増えたのが
背が伸びた大きな要因と考えており、栄養状態が十分に改善したため、
日本人の身長のピークに到達し背の伸びが止まっていると言及しています。
また、
現代では成長期の子どもの睡眠時間や運動や外遊びの機会が減る傾向にあり、
背を伸ばすのに好ましくない状況にあると警鐘を鳴らす専門家もいます。
つまり、
現代人の生活習慣が変わってきていることが
身長の伸び悩みの原因であるということです。
さらに
若者の行き過ぎたダイエットにより
必要なカロリーの摂取ができていないという可能性もあります。
日本医科大学の研究チームは、
妊娠中の母親のダイエットによって、
子どもの成人後の身長が低くなるメカニズムを解明したと発表しました。
日本医科大学の研究チームは、
その低身長のメカニズムを解明し、
さらに、その影響は、孫、そしてひ孫、
さらには玄孫の代まで及ぶことがわかったといいます。
研究チームが、ラットを用いた実験でつきとめた低身長の要因は、
肝臓に現れる、miR-322という遺伝物質です。
妊婦のダイエットによって低身長となった子は、miR-322が多く現れ、
これによって体内で成長ホルモンの伝達がうまくいかなくなり、
身長の伸びが阻害されているといいます。
さらに、たとえその後の世代の親がダイエットをしなくても、
少なくとも玄孫の代までmiR-322が多く現れ、
低身長になることがわかったとのことです。
国立成育医療研究センターによると日本では、
低出生体重児が生まれる割合が、生まれ年で1980年ごろから上昇に転じ、
それに伴い、成人後の平均身長が低くなっているといいます。
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4.生活習慣を改めるだけで身長の伸びはグンと変わる
食生活が豊かな現代人ですが、
現代人の生活習慣そのものに落とし穴があることがお分かり頂けたと思います。
今を生きる私達が身長を伸ばすためにできること
↓ ↓ ↓
●成長期に、睡眠時間を沢山とる
●成長期に、外遊びを沢山することで運動する時間をとる
●成長期に、たんぱく質・カルシウムをしっかり取り入れたバランスの良い食事をたっぷりとる
●特に妊婦の場合、行き過ぎたダイエットをやめる
日本人の時代の流れを読み解くことで、
【食生活】そして【生活習慣】の2つの柱が
身長の伸びに大きく関係することが分かったと思います。
是非、
今の食生活・生活習慣を見直してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
伸びる力を強くして
理想の身長を目指しましょう。