背を伸ばしたいジュニアアスリートは要注意！？《鉄分不足》
- 身長を伸ばすための知識を深めたい方へ
- 鉄分の重要性を理解したい方へ
- 身長を伸ばす効果的なアプローチ方法を実践したい方へ
本記事の内容
- 身長を伸ばすための知識が深まる
- 鉄について詳しくなれる
- 身長を伸ばすための効果的な方法がわかる
→読んだらすぐに実践できます。
最新の研究結果をもとに記事をまとめていますので、
身長を伸ばすためにより良いアプローチ方法を知りたい方や、
その親御さんなどなど必見です！
背を伸ばしたいアスリートジュニアは要注意！？《〇〇不足》
もくじ
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- １.スポーツ男子女子は鉄分不足？
- ２.鉄の力
- ３.鉄分不足はこれで解決！
- ４.鉄分を摂りながらしっかり身長を伸ばそう
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１.スポーツ男子女子は〇〇不足？
みなさんはスポーツは好きですか？
クラブ活動や部活、スポーツチームなど
様々な場所で活躍されているお子さんも
沢山いるのではないしょうか？
そのような場所で自分の能力を
最大限に出すために
「もっともっと身長を伸ばしたい」
と思うお子さんも
多いと思います。
運動は成長ホルモンの分泌促進に
大変有効であることもわかっています。
しかし、今回は
そんな身長を伸ばしたい
スポーツ男子女子にとっての
ちょっとした落とし穴についてのお話です。
その落とし穴とは・・・
「鉄分不足」
です。
一体
運動と鉄分と身長の伸び
がどのように関係するのでしょうか？
その理由は
次の章でゆっくりお話します。
２.鉄の力
なぜ運動をする子どもたちが
特に鉄分不足に気をつけなければならないのでしょうか。
その理由は
にあります。
そもそもなぜ人間は汗をかくのでしょうか？
汗の役割
汗の最も重要な役割は
体温の調節機能です。
「温熱性発汗」といい、
気温の上昇や運動、カゼの発熱などで
体温が高くなった時に発汗は起こります。
汗の水分が
皮膚の上で蒸発するときに熱が奪われ(気化熱)、
それによって体温を３６．５℃前後に保つことが出来るのです。
いわば汗は
皮膚の表面での"打ち水"として機能している訳です。
恒温動物である人間は
体温を常に一定にして置かないと、
すべての身体機能は正常に働きません。
もし汗をかかないとしたら、
熱が身体に籠もってしまい
人間は死に至ることになるのです。
このように汗は
私たちの生命維持に
極めて重要な働きをしているのです。
引用資料：こちらをクリック
この「温熱性発汗」が
なぜ身長を伸ばすのに悪影響なのか・・・
その理由は
「温熱性発汗」をするときに
汗と一緒にから出てしまうミネラルが
大きく影響しています。
運動を沢山することによって
汗をかくことはもちろん良いことすが、
同時に鉄分不足になる可能性が高いのです。
大量に汗をかくことで
鉄分を喪失してしまうだけでなく、
体の中で鉄分を貯蔵する役目である筋肉量が増えることによって、
体が必要とする鉄分も多くなります。
鉄分のもっとも大切な働きは、
血液中で酸素を体のすみずみまで運ぶこと。
鉄分が不足すると酸素が体に充分にいきわたらなくなるため、
貧血の症状（※１）が出やすくなります。
そして、成長期のスポーツ男子女子がきになる
身長と鉄分の関係ですが、
鉄分不足の状態だと
成長ホルモンの分泌を妨げてしまう可能性があります。
鉄分や亜鉛、マグネシウムなどのミネラルは、
成長ホルモンの分泌や生成に関わる大切な栄養です。
成長ホルモンの分泌が促されることで、
身長は伸びると言われています。
そのため、
ミネラルは特に必要な栄養素の一つと言えます。
ミネラルの中でも、鉄分は血液を構成し、
体内のさまざまな組織に酸素や栄養を運ぶ役割を担っています。
成長期は身体を作るためにさまざまなエネルギーを体内が行き交うため、
この鉄分を非常に欲する時期と言えます。
鉄分不足から起きる鉄欠乏症貧血は
成長を阻害するとも言われています。
さらに、もともと鉄分は
推奨量を摂取するのが難しい栄養素と言われています。
理想的なバランスの食事をしていても10mg程度
（うち身体に吸収されるのは1mgのみ）ほどしか摂取できず、
現代人は鉄分不足になりやすいといわれています。
引用資料：こちらをクリック
３.鉄分不足はこれで解決！
ここからは、
鉄分不足に陥りやすい
現代を生きるスポーツ少年少女に
おすすめの方法をご紹介します。
前の章では、
普段から鉄分不足になりやすい現代人が
さらに大量に汗をかくことで
鉄分不足になるというお話でした。
「このままで大丈夫なのか・・・」
心配になった方もどうかご安心を！！！
鉄分不足の解決方法は
とても単純で簡単なことです！
その解決方法は・・・・
- 鉄が豊富な食材を知っておく
- 普段の食生活に「＋鉄」を意識する
この２点だけです。
鉄分を含む食べ物
●豆乳
（100g当たり1.2mg）
●納豆
（100g当たり3.3mg）
●しじみ
（水煮：可食部100g当たり15.0mg）
●あさり
（缶詰水煮：可食部100g当たり30.0mg）
●豚レバー（生100g当たり）……13.0mg
鉄分が豊富に含まれることで有名な
レバーを食べることは
かなり効率がよい方法だと言えます。
しかし、
レバーを普段の食生活に毎日取り入れて継続することは
献立を考える親御さんにとっても大変なことかなと思います。
【大切なのは無理なく継続すること】です。
豆乳には１００ｇ１．２ｍｇ鉄分がふくまれていますが、
1日の摂取目安量が約10mgなので、
コップ1杯（200g）の豆乳で
5分の1程度の鉄分を補える計算になります。
例えば、
「朝と昼の給食では牛乳を飲み、
おやつの時間と夕食の時間は豆乳を飲む」
ということを習慣にすると、
それだけで４．８ｍｇの鉄分を摂ることができます。
つまり、
一日の摂取量の約半分の量をこれでクリアできるのです。
さらに、
朝ごはんや夕飯に納豆１パック（５０ｇ）追加するだけ
で、先程の豆乳２杯と合わせると
すでに８．８ｍｇの計算になります。
残りの約２ｍｇは３度の食事の中に含まれる
肉や魚などのタ食材から十分摂取することが可能です。
つまり、
普段の食生活をほんの少し変化させることで
「鉄分不足」は簡単に回避できるのです。
４.鉄分不足を回避してしっかり身長を伸ばそう
いかがでしたか？
運動を頑張る少年少女たちも、
普段の食生活に無理なく
「＋鉄」をすることで
安心して大好きなスポーツに打ち込んで
いっぱい汗をかいて活躍してくださいね♪
これからも
伸びる力を強くして
理想の身長をめざしていきましょう♪