仕組みを理解すれば背は伸びる!【背が伸びる】ってどういうこと!?
- 身長が伸びる仕組みを知りたい方へ
- 身長を伸ばすための知識を増やしたい方へ
- 身長を伸ばすための簡単且つ効果的なアプローチ方法を習得したい方へ
本記事の内容
- 身長が伸びる仕組みがわかる
- 身長を伸ばすための知識が深まる
- 身長を伸ばすための効果的な方法がわかる
→読んだらすぐに実践できます。
最新の研究結果をもとに記事をまとめていますので、
身長を伸ばすためにより良いアプローチ方法を知りたい方や、
その親御さんなどなど必見です!
仕組みを理解すれば背は伸びる!【背が伸びる】ってどういうこと!?
もくじ
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- 1.自分の身体を理解すれば身長は伸びる
- 2.身長が伸びる仕組みとは
- 3.仕組みを理解して効果的な方法を実践する
- 4.知識を深めてぐんぐん身長を伸ばそう!
1.自分の身体を理解すれば身長は伸びる
みなさんは
ご自身の身体について
どれだけ理解していますか?
生まれてから今まで
どのようにして自分が成長してきたか・・・
また、
これから成人になるまでに
どのように身体は成長していくのか・・・
知っているようで実は知らない
【身長が伸びるということ】
身体の仕組みを理解することで
身長をぐんぐん伸ばしていきましょう!!
2.身長が伸びるということ
この章では、
人間が生まれてから成人になるまでの
成長の仕組みについて
お話します。
●乳幼児
生まれたばかりの赤ちゃんの身長は約50cmです。
1歳までに生まれたときの身長の1/2(約25cm)伸びて約75cm、
2歳から4歳までの2年間に年間約12cmずつ伸びて、
4歳で生まれたときの身長の2倍(約100cm)になります。
この時期の成長には、
栄養の摂取が重要な働きをしています。
●小児期
4歳の平均身長は約100cmで、
その後は年間約6cmずつ伸びていきます。
この時期の成長に「成長ホルモン」が大きく関わっています。
●思春期
思春期の年齢になると、
成長する速度が急速に速くなります。
これを思春期の成長スパートといいます。
速度がピークに達する年齢は、
男子が13歳、女子が11歳です。
ピークを過ぎると、
速度はゆるやかになり、
やがて身長の伸びが止まります。
この時期は「性ホルモン」が重要な働きをしています。
引用資料:こちらをクリック
上記のグラフは
男女の平均パターンを
わかりやすく表したものです。
実際には、
子どもの代謝状態や、
さまざまなホルモンの出方、
生活環境などによって個人差があります。
このグラフを見るとよくわかるように
私たちは生まれてから
2度の大きな身長の伸びがあるのが
わかります。
そして、
2度目の成長期が終わるころには
成長速度は下がり、
次第に成長は止まっていることがわかります。
この2度目の成長期を
【成長スパート】
と呼びます。
【成長スパート】では
成長速度がグンと上がるため、
思春期のみなさんがここでどれくらい伸びるかで
ドキドキしながら生活していることと思います。
では、ここからは
実際に、この【成長スパート】の時期に
身体がどのように成長しているかについて
お話します。
「背が伸びる」とは、
「骨が伸びる」こと
です。
骨にはとなりの骨と接近している(骨端)の内側に
「骨端線(こったんせん)」
という線状の組織があり、
この部分にある軟骨が伸びて大きくなり、
骨に変化することで、骨は成長します。
レントゲン写真で見ると、
この軟骨の部分はレントゲンに写りづらい為、
「骨端線」部分は隙間があるように見えています。
子どものころの骨端線の軟骨は軟らかく、
活発に活動しているため伸びやすい状態となっていますが、
10~15歳を過ぎた頃から徐々にその活動をやめてしまい、
一定の時期に達すると固まって伸びなくなります。
【成長スパート】の頃はぐんぐん背が伸びても、
大人になると伸びないのはこういったメカニズムだからです。
上記の図は
背が伸びる時の
骨のメカニズムをわかりやすくあらわしたものです。
身長が伸びる時に身体の中がどのようになっているのか
理解できたのではないかと思います。
次の章では、
身長が伸びる仕組みを理解した上で
一体どんなアプローチを実践することが
有効なのかについて探ります。
3.身長が伸びる仕組みを理解して効果的な方法を実践する
【成長スパート】の中の
限られた時間で、
骨をぐんぐん伸ばし、
身長を効果的に伸ばす方法とは一体どんな方法でしょうか。
背が伸びる仕組みを理解した上で
アプローチするのとそうでないのとでは
雲泥の差が出ます。
つまり、
骨端線を活性化させ身長を伸ばすことが
【成長スパート】の時期に
最も効果的な身長を伸ばす方法
と言っても過言ではないということです。
骨端線を活性化させ身長を伸ばすには、
- 「成長ホルモン」の分泌、
- 新しい骨をつくる働きを持つ「骨芽細胞」の活性化
- 「骨を作る栄養」などの条件が重要
と言われています。
成長ホルモンは
骨の成長を進める成長因子をつくり、
これが骨に働きかけることで骨を成長させます。
成長ホルモンは、
深い睡眠をとっているときに大量に分泌され、
睡眠が浅いと分泌されにくくなるので、
質のよい睡眠をとることがとても大切です。
骨芽細胞を活性化させたり、
骨をつくるための材料を身体に沢山とりいれることも重要です。
たんぱく質(お肉や卵など)や
ビタミン(野菜などに含まれるビタミンB群など)や
カルシウム(乳製品や魚など)や
マグネシウム(納豆、しらすなど)などの栄養も
十分に摂る必要があります。
適度な運動で骨に刺激を与えることも大切です。
骨の成長を促すためにも、
バランスのとれた食事や規則正しい生活はとても大切だということです。
身長が伸びるためには遺伝的な要素がある、
といった研究発表も多くありますが、
『遺伝的にはそれほど大きくなるはずではない
家庭の子がとても大きく育つ』ということも
よく言われています。
「遺伝だから」と諦めるよりも、
身長が伸びるということを
正しく理解した上で
効果的なアプローチを継続することが
大切です。
引用資料:こちらをクリック
4.知識を深めてぐんぐん身長を伸ばそう!
背が伸びるメカニズムを知ることは
効果的な身長を伸ばすためのアプローチ方法を
行う上でとても大事なことです。
正しい知識を習得し、
効果的なアプローチ方法を実践することで
自ずと結果はついてきます。
これを機会に、
【成長スパート】の時期の過ごし方を
今一度考えてみては
いかがでしょうか?
これからも伸びる力を強くして
理想の身長をめざしましょう♪